どうも、ミドル転職ゴン太さんです
次世代を担う若手を育てることは、管理職やチーム長の役割となっていますが
若手の育成補法にはどのようにされていますか?
色々な手法で育成にあたっているのでしょうが、育成時には必ず、部下との距離感を大切にして方がいいでしょう
この先のどんな試練にも耐えうる人材の育成には、方法だけを伝えるのではなく叱ることや褒めることを優先した育成方法が部下の将来の為になる場合があるのです
教育資料だけでなく、心に響く教育を心掛けて接することで
自ら考えて即行動に移せる人を育てることができるのです
今回は、部下の育成方法の一つの叱り方と褒め方についてお話していきましょう
叱る・褒めるで将来のエースを育てる
あなたの会社に20代の大卒の新人が入社したとしましょう
その新人の教育には、どのような教育手法で挑まれるのでしょうか
標準にしている資料や、教育資料に基づいて作業のやり方やお客さんに対しての接し方などを期間を設定して学んでもらうのが大半なのでは
一通り学べば即戦力となると考えているのであれば、それはかなりの誤解です
人を育てることは、心を育てることでもあります
作業工程やお客さんへの対応はマニュアルなどを見るのでしょうが
それだけでは心のこもった製品や商品の紹介などはできませんし納得してもらえません
未成熟な20代の気持ちを、今後色々なことがあっても動じなくやる気のある姿勢に育てることが課題となってきます
その課題を引き起こすのが、部下への叱り方と褒め方なのです
言葉では簡単にとらえれますが、理不尽な叱り方や褒め方はご法度なのです
常日頃から部下の行動や言動に注視し、なぜダメなのか・なぜ良いことなのかを考えてもらい実行できるようにしていくことこそ真の育成方法になってくるのです
人を飛躍させるのは上司の仕事
入社してきた新人を教育し飛躍させるのは、現場の先輩でもなければ標準のマニュアル書ではありません
ほかならぬ、上司のアナタなのです
部下の育成の責任はアナタにあり、次世代を担う若手の育成がかかってくるのです
かといって、作業や接客など細かいところまで見ていると自分の仕事もおろそかになってくるわけですが
ここで、上司のアナタの育成の仕事として、その新人の方に直接言い聞かせることが主になってきます
その新人に対して直に向き合い、時には叱り時には褒めることをしなければいけません
人は、目上の者に対して叱られたり褒められたりすると印象に強く残り、今後の行動に無駄がなくなり自身で考えて行動できる行動力を養うことができます
何も言われなく育てられると、適当にしていればいいや何も言われないから好きにしていいと楽な方に考えてしまいがちなのです
その部分をしっかりと制御し、考えてもらうことが叱ると褒めるの一番大事な部分であり、その人を飛躍させる最も大切な教育方法なのです
叱る・褒める方法
叱る・褒めると簡単に言っていますが
皆さんはそのイメージをどのように持っていますか?
自分がダメだと思ったことに対して叱ることでしょうか?自分が凄いと思って褒めることでしょうか?
実は、その叱り方や褒め方に対しては、相手を主として言わなければいけません
自分の気が済まないからと言って新人に言うのは叱りではなく、怒りになります
相手の成長をよく考えた時に、その行動や言動はよくないと口にすることは叱りになってきます
この意味合いを十分に理解して接することで自ら考えて行動できる人が育っていくのです
では、もう少し細かい部分で叱ると褒めるの具体例を見ていきましょう
叱る
先にもあるように、叱ると怒るは意味が全く違います
上司のアナタの腹の虫一つで注意するのは、ただの怒りです
怒りをその人にぶつけてしまうと、新人の方はやる気をなくすどころか、アナタへの信頼を失うことにもなりえます
この意味は非常に重要で極論から言うと
「訳の分からんことを言っているおっさん」と捉えられて信頼関係どころか、恨みを抱いてしまうのです
感情的にならず、その人の為になる叱り方をすることが大切なのです
本人にすぐに直接叱る
叱る時に大切なのは、直接本人に叱ることが大切です
第3者を介して、このようなことがあったから注意するようにと伝えられたという場面はあまりよくありません
少なくとも、そういった相手の為に言っておかないといけないことはその場で時間を割いてでも本人に直接言うことが大切です
そうすることで、その場で理解させて自分にとって足りない部分を身につけさせることができるワケです
そして、時間を空けないことも大切です
数日してから事項に対して言うのは、逆に管理能力の低さを見せるようなものですよ
常日頃から部下の言動や行動には敏感でなければいけません
性格・人格を否定しない
絶対にしてはいけない行為です
こういってしまったばかりにパワハラとしてとらえられることもあるからです
それが、相手の性格を否定しないことです
例えば、動作が鈍いと感じても、「どんくさい」「仕事ができない」とののしり相手をバカにすることはいけません
仕事には、覚えるにあたって時間がかかる方もいるわけで、色々な人が集まるのも会社というものです
相手の為になるように、何故どのようにすればいいのかなどにヒントを出すように接することを心掛けましょう
叱った後は
相手の為に叱った後でも、正直言えばあまりいい気はしません
それが、叱られるショックというもので、親からの叱りなども一時期的にショックを受けるというものですし、それが人です
ここで大切なことは、叱った後は必ずフォローを入れることをしていきましょう
叱った後は、軽く肩に手をあてて「頑張って」の一言を添えたり、相手の目を見て笑顔になる等の些細なことでもいいのです
今後の頑張りに期待しているという言葉ではプレッシャーがかかるので、あまりかけたくない言葉ですが
仕草や、軽い言葉でその人自身が乗り切れるようにフォローをしていきましょう
褒める
叱ることがあれば褒めることもしていきましょう
叱る方は簡単にできますが、褒める方は言葉も出てこないしどんなシチュエーションなのかが見当つかない方も多いのではないでしょうか
しかし、褒めることによって、新人の方の行動は正しかったと認識してもらい、行動力を養わせることができるのです
どんな些細なことでもいいので、褒める言葉は常に探しておくようにしタイミングよく褒めるように心がけましょう
細かく具体的に
褒めると言っても、中々言葉が見つからないことは多いのではないでしょうか
しかし、何がどのようにをしっかりと踏まえて褒めるようにしないと、褒められた側も何を言っているのか分からないことも出てきます
例えば、元気よく挨拶したことも褒める対象になってきます
その場合、元気の良さは周りに活力を与える・他の新人の方や先輩方の見本となる等
相手の良き部分をきちんと伝えることで、その人のやる気の向上にもつながってくるのです
逆に、それを当たり前と思い何も言わない上司は育成能力が無いように感じられるでしょう
人前で褒める
褒める場所にも気を使いたいものです
マンツーでの対話で褒めた場合でもよいのですが、更にその人の為を想うのであれば人前で褒めることが最善です
人前で褒められることは自分の行いに自信を付けさせることができますし、その分野では強い力を発揮していく人材になっていきます
自身を付けさせる意味合いでも、人前での褒め方は特に効果的なのです
目を見る
褒める時に言葉だけを伝える方は、本気でその人を褒めてはいません
言葉を並べただけで誠意がが伝わらないからです
基本的に、話をする場合には、その話を聞く行為として人の目の見ることが大切です
真剣さをだし、真心を込めて相手を褒めるということが、その人に対しえての正しい褒め方になるのです
そしてそれが大きな自信につながるようになってくるので大げさかもしれませんが実践していきましょう
不平等にしない
ここまでのお話の中で、一人の新人の方をイメージした方も多いのではないでしょうか
しかし、新人の方や中途採用の方が多ければ、一人だけを見ることは不平等にしかなりません
人を育てることは、とにかく大変です
仕事とは違い、人を見るということは色々な人もいるので、それぞれに合った接し方でないといけません
その中で、優秀な人間がいたらその人ばかり手にかけてしまうのが人の性です
しかし、アナタの立場は次世代を担う育成です
全ての人に可能性があることを重んじ、叱りと褒めるを駆使して成長を促していきましょう
全ての人が成長すれば、アナタも自慢できる良い部下を持てるようになるのです
お勧めの本
ここまでのお話の中で一部自分の想いと、一部抜粋してお話した内容は
”結果を引き出す大人の褒め方”
を参考にしています
褒めるということは何なのか、何故褒めれば人は買われるのかを記していますので
褒めることに悩みを感じている方にはお勧めですよ
最後に
人を育てるということは、どんな仕事においても難しく終わりが見えない作業になります
育て方は色々な方法を取られている会社も多い中、忘れてはいけないことは
人が人を育てるということ
中でも、人を叱り褒めることで、人は自分で考えて行動できるようになってきます
その意味合いを含めて、次世代の人間を育てるならば、叱る・褒めるをより意識して教育していきましょう
その人はダメだではなくて、それはアナタが教育していないからでありアナタの責任になるのですよ
May a bright future fall on you!(明るい未来がアナタに降り注ぐように)