仕事の悩み

介護で仕事辞める?知っておこう介護知識と介護休業の真実【後編】

どうも、ミドル転職ゴン太さんです

40代・50代の方で、両親の健康が心配や健康を害しているという方は少なくありません

ほとんどの方が後期高齢者になり、いつまでも健康というのは難しくもなります

そして、家族が苦しむことになる誰でも起こりえる介護の問題も、決して他人ごとではありません

前回の介護の知識に引き続き、今回は介護をするために必要な会社の制度について焦点を当ててお話していきましょう

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介護をすることは厳しい

介護と聞いて、思い浮かぶことは何でしょうか?

寝たきりになった両親を自分の手で24時間見続けて世話をすると誰しもが思うことかもしれません

実際には、寝たきりの方を自宅で介護している方も多く、数時間おきに床ずれ防止のため寝返りを打たせることや排泄、食事の世話などもすることが必要になるケースもあります

家族だけで介護を行うことは難しく、介護のプロのケアマネージャーに頼み今後の介護プランを練ってもらうようにしなければ家族間だけでの介護は厳しくなるのです

厳しいお話をしていますが、介護という問題は高齢化社会にとって切っても切れないことで厳しい現実であるということを考えておかなければいけません

介護で厄介なこと

厳しい介護で厄介なこと

それは介護が理由になり会社を離職することです

年々介護離職は増加をたどっているのは今の日本の現状で、どうしてもぬぐえない厳しい現実になります

40代・50代は子育てにもローンにもお金が必要となる時期です

ですが、両親が高齢となり老々介護が現実となってくる時代に、その現状を何とかするのは両親の子供しか頼れなくなってきます

自部bbが無理なら、頼らざるを得なくなるのは奥さんの存在ですが

子供のお弁当等、世話をしていながら介護の両立は荷が重すぎて手が回りません

この無理な連鎖が、奥さんの体調も悪化させている負の連鎖となり、アナタが会社を辞めて介護と子育ての両立をしなくてはいけないのです

これが、今の介護の厄介な部分であり、負の連鎖を招いてしまう辛さなのです

会社の制度を理解する

この負の連鎖を断ち切るには、介護の制度を理解し活用しなければいけません

その為に、前編では介護の知識ということで介護についてどのような制度があるかをお話しました

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ですが、介護の知識だけでは介護の厄介さはぬぐえません

例えば、介護の知識を活用しようとしても会社員のアナタは時間が無く到底手が出ません

ましてや奥さんに頼んでしてもらっても、結局家事育児で忙しさに翻弄されて負の連鎖を引き起こしかねません

では、どうすればいいのでしょうか

答えは、会社の介護制度をフルに活用するということです

厳密に言えば、厚生労働省が推奨する制度で、活用することで一時的ですが介護とうまく付き合うための時間を稼ぐことができて会社も辞めなくて済むのです

介護休暇と介護休業

では、介護休暇と介護休業とは一体どういう制度なのでしょうか

考え方としては、~2週間の介護での休みを休暇・2週間~介護での休みを休業と区別しています

ですが、色々な制限もあるようで、この制度を使うにあたり少し注意点を知っておかなければいけません

介護休暇

介護のために数日の休暇を取得する場合に介護休暇として用いられます

会社によってルールは変わりますが、数日~2週間以内であれば有給とは別口の休暇として取れるところが多いようです

めんどくさい手続きも必要ないのが特徴で、介護問題をよく考えている会社であれば有給休暇とは別口としてを取りやすく介護をするためには是非とも活用したいですね

ただ、全ての会社に適用されているかは不透明な部分でもあります

100%根付いているわけではないので、介護休業を取得するにあたり就業規則を再度読み、わからなければ上司に相談してみましょう

もし、会社側から制度が無いや退職を持ちかけられた場合などは労働局への連絡や相談をしてみましょう

介護休業

介護のために、2週間~長期での休み取得を介護休業といいます

通算日数で93日までといわれますが、それ以上に取得したい場合でも介護休業は可能になっています

この期間中で問題なのは、会社側より給料の支払いが無いということ

社会保険料を払いながらでの介護休業であることを認識しなければいけませんが

金銭面で不安な方はハローワークより介護休業支援金を取得できますので、ハローワークに相談しましょう

その他の制度

休職や休業だけが制度ではなく、その他にも色々介護のために役立つ制度があります

・短時間勤務等の措置

一日の労働時間を短縮できる制度で、週や月の労働時間(日数)を短縮できたり、時間差出勤も可能になることができる制度です

会社がどの制度を活用しているかはあらかじめ聞いてから活用しましょう

所定外労働の制限(残業免除)

時間外労働を介護のために免除してもらう制度です

制度活用には書面上の手続きが必要になり、会社側に様式がある場合は記載して提出しましょう

1か月前より書面の提出が必要な場合があるので注意しましょう

深夜業の制限

22時~5時までの深夜帯で働くことに制限をかける制度です

特に工場など深夜帯で働く方は、介護との両立は難しい立場です

少しでも介護を楽にする意味でも利用したい制度ですね

1か月前より書面の提出が必要な場合があるので注意しましょう

詳細は厚生労働省のHPを参考に

これらの制度は会社が考えたことではありません

厚生労働省による、介護休業制度に基づくことを会社は理解して運用しています

詳細については厚生労働省HPを参考にしてください

厚生労働省HP

介護の理解は高まっている

ここ数年で会社側の介護に対する意識は変わってきていると感じます

少し前までは、介護にために休職を申し出ても、誰かに頼めば・抜けられたら困る等を迫る方もいたと聞いたことがあります

またハラスメントにつながる行為もあると聞きます

介護制度が十分理解が深まっている昨今では、この制度はよく理解して活用する用意しましょう

自治体の制度の活用が前提

介護をするために休暇や休業することは構いませんが

介護を少しでも宅に出来るようにするのが本来の目的であり、決して介護をするだけではないのです

少しでも楽にするには、自治体における制度を十分活用しあければ介護を楽できる道は現在ではありません

その1歩はケアマネージャーと相談することから始まります

前編での記事があるので参考にしてください

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早めに介護をしていることを告げる

介護は急に始まることもありますが、両親の高齢化問題では、ほとんどの方は徐々に介護状態になっていきます

急に介護が必要になって介護休業したいと告げても、会社側は今後の人選など困ることも多々出てきます

そうなると、他の方の業務過多という問題にもなりかねませんので、介護が必要になってくる前段階で上司に相談をしておくと都合がつけやすくなります

介護をしているとお話はあまりしたくありませんが、逃げられない事実であり早めに通告しておくことで周り柄の負担が少しでも減るようになるので気にかけておきましょう

最後に

40代・50代と順風満帆な人生と思われますが

ご自身の両親の健康は把握していますか?

実家に帰らないままや連絡もしない状態だと、両親も気を使い連絡をしないことが多いようです

そして着実に進行している病魔

倒れたその日を境から、介護に追われる生活になることも珍しくはありません

それで、会社を離職する方も多いのが日本の現状

いま求められていることが、介護にならない健康作りよりも介護を両立できる生き方知ることなのです

人は必ず老います、必ず支えが必要になります

その時の為に介護についての知識を持つようにしてください

May a bright future fall on you!(明るい未来がアナタに降り注ぐように)

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