どうも、ミドル転職ゴン太さんです
40代・50代は色々な経験や業務をこなせるようになる人生のベテランになってきます
仕事や家庭で落ち着きを見せるのも40代や50代になり、次に人生のことも考え始める時期です
ですが、そんな順風は仕事をしていたのに突然逆風が吹き荒れることもあるのが40代・50代の誰しもが経験をしなければいけない事態が突然起こったりします
それが、自分や配偶者の両親の健康問題です
つまり、介護をしなければいけなくなる事態が誰しもが抱えることになってきます
この問題は、うまく介護問題に向き合わないと自らの仕事を辞めることにもなりかねません
そうならないためにも、今回は介護離職にならないための知恵についてお話していきましょう
長文になるので前後編で記述していきます
高齢化社会において介護は必須
年月は残酷なもので団塊世代が現在後期高齢化になってきます
後期高齢者になると、一つの問題に直面します
それが健康を害して人の手助けがいる状態の介護という事実はぬぐえない状況になるのです
介護をすると簡単に言いますが、父親が介護状態であると母親が世話をしなければいけませんが、やはり年齢的に厳しくなるのも現実なのです
厳しさを乗り越えるためには、必ず国の制度である介護制度を取り入れなければいけません
ですが、この介護制度は色々と難しく何をどうしたらいいのかをよく確認し知っておかなければいけません
それを知らずに介護状態となると、家族だけではどうにもならない事態もありえ、両親を介護する為に離職してしまうというケースも現在では珍しくないのです
40代・50代の現実
40代・50代ともなれば、仕事も十分こなせ人望もあり社会においてはベテランになる世代です
家庭では、子供たちが早ければ成人していきお金にも余裕が出てくる方もいたり、逆に一番お金がいる時期と子育ての中期や後期になる方も多くなります
そんな順風な人生だけとは限らないのがこの世代の見なければいけない現実
それが、両親の高齢化による介護や介助をするということです
両親のどちらかが健康であれば、まだ介護のことを調べて制度を使う余裕が出てきますが
現実的には体力的や精神的にきつく、介護をすることに専念してしまい調べる余裕はあまりないとも言えます
働き世代でお金を稼がなくてはいけない時に、両親の介護によって会社を離職するという事態もあり、年々介護離職をする方が増えているというデータもあります
この直面する介護の問題は、本格的な解決策が見当たらないことが悩みの種になり、介護制度を詳しく知っておくことが両親介護をするうえで最も重要なことになるのです
介護離職をしないために必要なこと(介護知識)
難しい問題である介護離職をしないためには、まずは介護の知識を身につけることが最重要になります
知識があれば、介護制度をフルに使うことができますし、離職をしない方法も見つかってきます
40代・50代の方は働くことで精一杯であり、介護の知識は乏しいのが現状です
介護知識を知っておくことで、将来自分に起こりえる両親介護の問題をなんとかなる程度まで引き上げておきましょう
ケアマネージャーを探す
介護や介助が必要と感じたら、まずしなければいけないのが介護のスペシャリストであるケアマネージャーを探さなければいけません
ケアマネージャーは介護や介助における支援をしてくれて、介護においては無くてはならない存在です
・適切な介護サービスの提案
・介護申請などの書類申請代行
・ケアプランの立案と作成
・介護手続き全般
・施設入所や介護サービスの連携と支援や紹介
等が主な役目で、介護をするうえで相談は全てケアマネージャーを通していくことで、厄介な申請書類などもケアマネージャー主体でスムーズに行えます
ケアマネージャーを見つけるには、市区町村の介護保険課もしくは地域包括支援センターにて居宅介護支援事業所のリストをもらい決めることができます
ケアマネージャーは概ね介護保険で賄われているため、利用者が直接お金を払うことはありません
介助や介護が必要と感じれば、遠慮なく真先にケアマネージャーを見つけましょう
介護認定を受ける
ケアマネージャーを見つけたら、さっそく取り組んでいきたい課題がお金の問題と公的な介護サービスについてです
このサービスやお金の支援が無いと、金銭面と時間の都合がつけにくくなります
介護認定は、どの程度の支援を要するかを数値化で示しており7段階あります
要支援1~2
要介護1~5
要支援は日常生活において多少支援が必要な状態
要介護は日常生活において、誰かの介護が必要な状態
数値が大きくなるにつれて、日常生活が困難になっており常に誰かが介護しなければいけない重症の方となっていきます
受けられるサービスなども違ってきて、この要介護認定が無ければ公的施設に入所や利用も出来ません
この介護認定にはかなり時間がかかります
ケアマネージャーによる問診や主治医の診断書から始まり、1次審査で主治医の見解やコンピューターの判断を行い、2次審査では保健・医療・福祉の専門家による審査員が判断を下します
1~2か月ほどで審査通知となりますが、不服の場合は再度同じことを繰り返して再審査となりますので更に時間はかかるでしょう
施設の利用について
要介護認定が受理されたことで、ようやく各種サービスを使うことが可能となります
施設は公的でない施設もありますが、サービスを介護のプロの手でしてもらうことが利用のポイントになってきます
デイサービス・デイケアに通う
要介護認定を受けた方はどちらも利用は可能となりますが要支援認定の方はデイケアのみとなります
どのような違いなのか、どこが良いかはケアマネージャーさんに相談してみましょう
どちらも大きなポイントは、介護施設に朝から夕方まで利用者を見てもらえるということ
介護をする方の心身の疲れを癒す目的もあったり、仕事をする時間に割り当てれることもできるので大いに利用したいところですね
ショートステイを使う
介護をする側の都合に合わせて1日単位で利用施設に預けることができる仕組みです
基本的に要支援や要介護支援認定を受けられた方のみの利用ですが、それぞれの介護度によって最長日数が異なります
要介護度が高いほどショートステイ日数が多く連続での利用に数は30日となります
また、認定介護期間の半数までしか利用できない決まりとなっています
ですが、利用に関しては仕事をしている方にとってはありがたい制度で、実際に管理人の父親もショートステイを多く利用させてもらっています
デイサービスやショートステイには色々お金もかかります
これは要介護度が高いほど利用金額も高くなるので、どのくらい利用するのかはよく考えてケアマネージャーさんと相談しながら利用しましょう
ホームヘルパーを使う
ホームヘルパーは俗称であり、訪問介護員が正式名称です
その名の通り、自宅へ来てもらい必要な介護における行為をしてもらえるのが一般的です
その仕事は、排泄・食事の介助や寝位の変換等 利用者の生活をサポートする枠割を担います
また薬の受け取りや買い物も仕事の一環で、通院のサポートもしてもらえます
特に在宅で寝たきりの方などには、とてもありがたいサポート体制ですね
施設に入所する
寝たきりや認知症での日常生活困難者を、介護がこれ以上無理と判断したときに施設という考えになってきます
施設にもいろいありますが、どこの施設でも言えることは高額なお金が必要になるということです
また、要介護度によっては入所できる場所とできない場所が出てきます
例えば、認知症の方の例では軽度であればサービス付き有料老人ホーム等、民間で営むところでも入所はできますが、進行による暴言や他入所の方に迷惑行為が見られたら施設を強制対処になることもあります
要介護と利用者の状態によっては特別養護老人ホームが適切になることも出てきます
ただし、特別養護老人ホームは公的な施設で費用も安く抑えることができ、医療行為も認められることもあることから入所待機人数は多く簡単には入ることができません
また、要介護度が3以上と厳しい設定になっているのが難しいところです
どこがいいのか等はケアマネージャーさんに相談して決めることが望ましいでしょう
介護をするうえでの最も重要なこと
色々お話しましたが、介護と仕事を両立するうえで最も大切なこと
介護をするために国が指定している制度をフルで活用するということです
日本は世界的にみる介護と医療制度に力を入れている国です
その制度内容は、介護をする家族に対する手厚い制度とも言え、仕事をしている家庭が困らないように考えつくされた内容です
今後更に介護を必要とする方は増えると予想されています
介護のために仕事を辞めるというのは、家庭がある方には酷な話
仕事を辞めなくて済むように、仕事に早く復帰できるように介護についての知識をある程度持っておかないといけません
迫りくる介護必須時代に必要なのは、いかに仕事を優先にできる環境であるかなのです
最後に
今、介護という問題で介護離職をしなければいけない方は増えているのが実態です
その多くの方は、離職後の介護の知識を知り対応に追われているのも事実です
介護が必要になる前に、両親の健康状態を見守り、異常があると判断したときにすぐに動けるような体制が一番望ましく、会社を辞めるという選択は無くすことができるのです
これから始まる介護が必須な時代にどう対応したらいいのかを今回の記述を参考にしてもらい働いていきましょう
May a bright future fall on you!(明るい未来がアナタに降り注ぐように)