転職の考え方

大手製造企業に転職は安泰?安心はできても安泰ではない理由について

どうも、ミドル転職ゴン太さんです

今転職活動をしている方の中には大手製造企業を中心とした選び方をしていないでしょうか?

今後の大手製造企業への転職で頭に必ず入れておいてほしいことがあります

それが一昔前みたく、安心安泰ではないということ

昨今、大手製造企業に変化が出ていて

この変化をいち早く察知し、大手で働くということはどういうことになるのかを把握すべきなのです

今回は、大手製造企業へ中途採用として転職をした場合にどうなっていくのかをお話していきましょう

これから大手への転職を中心にしようとしてる方は、一見の内容です

転職サイトはdoda JAC Recruitment

大手製造企業は安泰ではない

大手製造企業で働くと言うと、大企業で働いていて安泰な生活が送れるというイメージは今でも根強いのでは?

中小企業よりも充実した福利厚生、安定した給料やボーナスなどをイメージすることが大きいのでは?

しかし、現在ではその考え方は危険です

つまり、大手でも安心して働けて安泰ではないということ

めまぐるしく移り変わる時代の変化に敏感になれずに、新しい行動を起こすことが非常に遅い企業の末路は売れない製品を作り続け体力を奪われ大量リストラと大幅な給料カットが控えています

大企業で働きたい!と思ってもその気持ちとは裏腹の内容に愕然としてしまうこともあるのです

今、転職で大企業に挑戦しようとしている方は、大手の考え方を把握しておく必要がありますよ

それらの内容について色々お話していきましょう

近年の大手製造企業の内情について

近年の大手の業績はどこも悪化の一歩をたどってます

その背景には、新型コロナウイルス・ロシアとウクライナ情勢・労働者問題・急激な円安と景気回復させる要因が限りなく少ないということです

特に大手では、日本国内だけでなく海外工場との連携で今まで業績が上向きだったところが海外工場の相次ぐ閉鎖や日本工場の縮小等をして生き残りをかけています

生き残りをかける意味でも、大きく関係してくるのが更なる人員削減を余儀なくされるところも出てきています

また、他の企業への買収や経営者の入れ替わりによる社名変更による一新を図っています

もう少し細かなところを見ていくと、人員削減を行うことで残る従業員に負担がのしかかり精神的に追い詰められる状況も出ていたり

今までの組織で培った実績があるので、ルールに縛られた大手では組織改造もできにくく情報伝達がうまくできなくなっている現状が出ているのです

今まで大手製造企業で働くことがステータスになっていたことが、今ではもはや通用しない世の中なのです

転職活動では大手求人が多い理由

いろいろお話していますが

ハローワークや転職サイトをよく見ると大手企業の求人は多いことに気付かされます

これからの大手は厳しいはずなのに、人を雇うとは一体どういうことなのでしょうか…

その答えはいたって簡単です

正社員という枠では無く契約社員という形での求人だからです

本当に残ってほしい方のみ正社員登録できる仕組みで、今では大手ではよく目にする求人になります

また、給料面でもかなり低い設定で、それでもいいよという方を積極的に採用している次第なのです

採用に関しても、それほどハードルが高くなく企業によっては即採用し、働き方を見てから決めるスタイルが多いと言えます

少し厳し言い方ですが

大量にリストラしている現状は給料を多く貰っている方が大半で、その分浮いた人件費を安い給料に設定して契約という形で募集をしているのが最近の大手企業に求人になるのです

この考えは裏を返せば、働き手はいくらでもいるという考えで

現に契約でもいいので働きたい方で求人が殺到している現状があるのです

中途採用者が大手で働くとどうなるか

では実際に契約社員登録で働いたとしましょう

働き方はどのようになっているのでしょうか

製造業を主としてお話していきますが、基本的に営業でも総務でもこれからお話することはいくつか当てはまるのではないでしょうか

肉体労働が中心

中途採用者で契約社員での登用である場合、求人の年齢幅は広いです

20代30代は勿論ながら、40代や50代でも積極採用おしているところはあります

しかし、採用されて年齢に応じて働き場所を設定するという考えはありません

基本的な考えは、現場で肉体を駆使して夜勤も視野に入れた肉体労働が基軸になります

特に肉体を駆使する場所に配属され、そこで働き方を見られるのです

前職では役回りを経験している40代や50代の方でも、基本は肉体労働

しかも、若い方から指導を受けながらなので肉体的にも精神的にも辛いことがあるのです

高い意識を要求

肉体労働だけで勤まるかというと、そういうわけではありません

物つくりでよく言われる、より良い製品をより早く作ることが必要になります

例えば欠陥品が一つ出た場合でも、何故を追求しどのようにして欠陥品を阻止できるかを常に意識しなければいけません

本来であれば、社員がするべきことでも契約社員だからと言ってしないことはないのです

その部に配属された以上はその部署のルールに沿って行動しなければならず

そのルールは物つくりに対する高い意識を持つために備えられているのです

ルールで苦しむ

実は、大手企業ではたくさんの従業員がいます

大勢の従業員が会社の利益のために働くためには、同じ目標を持ち働かなければ利益は生まれません

より多くの利益を生むために従業員が守らなければいけないことや、してはいけないことなど細かなルールがたくさんあるのが大手企業の特徴です

そのルールとは、就業規則に限りません

そこまでするのかという疑問を持ってしまうレベルで人の行動はかなり制限されてしまいます

こういった大手ならではのルールに中途採用者は戸惑ってしまうのではないでしょうか

上がらない給料

契約社員で登用されて、無事に社員登用になった場合

思うことは給料が少し上がらるのではという考えが浮かびます

しかし、上がることはありません

この給料体形については、面接などでよく質問をして把握することをお勧めします

正社員になったからと言って、給料は契約社員のままというところは多いです

では福利厚生で優遇されるのかというとそういうわけでなく

逆に、保険の加入や近年どの企業も率先して取り入れている確定拠出年金に加入し自分で運用などの手続きがおおくなってきます

変わりはいくらでもいる

働き方や給料の安さに耐えかねて退職する方も珍しくはありません

仕事も頑張り、ある程度こなせるようになって必要な人材と思われることは正直ありません

辞めたい人は辞めればいい、変わりはいくらでもいる

という考えを持っているのが大手企業の求人事情なのです

変な話ですが、すぐに変わりは来ます

そんな給料でもいい、そんな働き方でもいいと思う方は大勢いるということなのです

今後大手企業は更なる人員削減を余儀なくされる

ここまでお話した内容は、今現在のお話です

今後の見通しでは、更に大量リストラや給料カットの動きが盛んになってきます

大量リストラの背景には、企業が多額の給料を払って大人数を雇えるほどの体力はもう残っていないワケで

更なる物価の高騰と更なる海外離れにより売れる物も売れなくなる時代となってしまうのです

諸外国との競争にも、残っていない体力ではあっという間に飲み込まれてしまうのが今後の厳しい実情です

今後、企業は生き残りをかけて合併や吸収を繰り返していくでしょう

そうなると、転職事情は契約社員の求人がより目立ってくるというのが今後の予想として出てくるのです

大手だけが働き方じゃない

今後の大手企業は今回記述したように厳しい状況をたどります

大手以外は眼中にないと言えば、それでもいいかもしれませんが

働き方はより厳しく、昔見たく年々昇給しお金を稼げることはもうありません

これからに時代に最も大切なこと

それは自分が楽しみ働くということ、本当にしたいことを見つけて働くということが大切になってくるのです

今後の自分にとって何が必要で何が大切なのか

今転職活動をしている方には、その部分を考えながら転職をしてほしいですね

お金を稼ぐだけであれば、企業に就職しなくてもできることもありますよ

転職で成功するにはやりたいことを見つけること! おすすめ本のご紹介あなたは本当にやりたいことをしてますか? この問いに対してYESと答える人は少ないのでは やりたい仕事でもないと、少しの不平不満から再転職する羽目になったりします そうならない為には、自分が本当にやりたいことを見つけることが大切です...

最後に

過去の日本を支えた大手企業

その企業に就職すれば一生安泰で安心した生活が送れる

しかし、それはひと昔の話

今では、稼げない会社となり奥の従業員を養うことさえできなくなっているのです

結果としてリストラがおこり、安い給料でもいいから働きたいという方を契約という形で雇うのが今の雇用事情なのです

働きにくさも安心できない環境が内情としてあり、金銭面でも安心できないのが大手での中途採用なのです

この現実を知り、今後の転職活動に生かすことで自分にとって働き明日差を手に入れることができるワケです

May a bright future fall on you!(明るい未来がアナタに降り注ぐように)

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