どうも、ミドル転職ゴン太さんです
離職率が高く、入社してもすぐに辞めてしまう可能性が高い職
色々ありますが、中でもサービスエンジニア職というのがあります
実は、あまり職の詳細について調べていないことが原因でギャップの激しさを感じて辞めてしまう方も多いと聞きます
知らないがために、自分に合っていなかったとならないようにサービスエンジニアとは一体どんな職なのかを少しお話していきましょう
サービスエンジニア職はお客様優先職
サービスエンジニアとは一言で言ってしまえばお客様優先職です
営業や飲食もお客様優先ですが、サービスエンジニア職は自社の製品に不具合があれば即座にお客様のところに行き修理や見積もりを行う専門職です
商品を購入してもらうのが営業の仕事ですが、購入後のアフターフォローを行うのがサービスエンジニアになってきます
誰でも簡単にできる仕事ではなく、接客もこなし自社の製品の細部まで詳しく色々な工具を駆使して短時間で修理できる技能が無ければいけません
また、近年は業務の多様化で設備の設置や計画も手掛けるなどの業務をこなす場合もあるのです
サービスエンジニアの方がいなければ、日本の物つくりが進まないと言っても過言ではなく、最も必要にされている職でもあるのです
そんなサービスエンジニア職に就いて、もう少し詳しくお話していきましょう
専門的知見とお客様優先の職
サービスエンジニアは通称SEとも呼ばれます
その職は、自社で製造した製品のアフターフォローを行う専門職で、その業務はお客様優先で動かなければいけません
言葉では、簡単に言っていますが、一体どんな働き方をするのでしょうか
もう少し詳しく働き方についてお話ししていきましょう
この働き方を知らずに、転職してしまい自分の思ってることと違ったと嘆く人も多いのです
結構謎に満ちたサービスエンジニア職について、ある程度の知識を得ていきましょう
専門的知見
自社で作った製品をお客様のところに設置し稼働をした
サービスエンジニアの腕の見せ所はそのアフターにあります
やはり人間が作ったものは100%ではありません
100%に近づけるためには、人によって点検・修理をしなければ継続稼働は不可能なのです
その製品の細部まで熟知し、どの部品に異常がありどの部品を交換や修理をすればいいのかを判断と調整するのがサービスエンジニアの仕事なのです
例として、エレベーターが挙げられ定期的な点検や、異常時にはすぐに担当者が駆けつけて修理を実施します
これらを行うのがサービスエンジニアの仕事になるのです
この専門的な技術はすぐに身につくものではなく、研修制度と現場経験と慣れが必要になり一人前になるには3年かかる会社もあるのです
働く場所は毎日違う
実は、働く環境は毎日違うのもサービスエンジニアの仕事の特徴です
長期にわたる修理や修繕の場合は、その場所で働きますが
基本的には、毎日違う顧客先での仕事となります
設備に異常がないか、補充しなければいけないものなど製品を運用する為に必要なことをしなければいけないのもこの職の特徴なのです
会社にいられるのは、出社して当日の作業の分担を決められた時以外は、ほとんどは顧客先の移動か修理修繕にあたるのです
顧客先が県外にあり、移動時間が長くても製品をアウターフォローするのが仕事なので、出張となってでもしなければいけない仕事なのです
いつでもどこでも動ける体制
工場が24時間稼働や、人がいない時間に業務をする場合もあるために24時間体制がサービスエンジニアの基本になります
特に人が絡む製品の場合は安全運転を維持するために緊急時でも直ぐに出向ける体制をとっている場合が多いです
その業務は交替制がほとんどで、修理の場合には勤務の終了時間でも交が来るまで残業をするケースもあるのです
交代が無い場合でも、作業の進行度によって残業をしたりする場合もありチャイムが鳴ったら業務終了ではなくて、作業終了が業務終了というケースも少なくないのです
逆に、工場に出向き修理する場合は、何時~何時までという原則があるので時間通りに作業しなければいけないケースもあります
いつでもどこでも動ける体制を整えるのがサービスエンジニアの基本ということですね
休日は変動
そんなサービスエンジニア職の休日は決まっていません
会社の規則などには、土日祝は休日となっているでしょうが
土日祝に修理をしてくれないかという依頼も多いわけで、休日出勤もしくは代休取得などで休日が少ない・又は変動する場合は多いのです
また、交替制を取っている会社などは、休日は曜日関係なく取得する会社も珍しくないようです
会社カレンダー通りに休日は休めない状況もあり得ると思っておくといいでしょう
サービスエンジニアに向く人とは
ここまでのお話で、結構辛い職なのかがわかると思いますが
このサービスエンジニア職に向く人とはどんな人なのでしょうか
実際に働いて、自分の個性を生かせるという方も結構いるわけで、自分を必要としてくれると思いこの仕事に誇りを持ってる方も多いのです
このなかで、自分に出来そうだと感じた方はチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね
お客様を重んじれる方
営業や飲食等お客様を扱う商売では当たり前ですが
何よりもお客様第一と考えます
その為、困っていることに対して誠心誠意で受け答えできるようにしなければいけません
その業務姿勢が、今後の会社への大きな貢献になってくるからです
特に、笑顔を絶やさずに接する気持ちはとても大切です
時間の組み立てができる方
顧客先に移動の仕方、作業の組み立て方が速い方はサービスエンジニアとしては優秀です
特に、移動には車を用います
いつどこで渋滞が発生して、どの道を行けば近道で時短になるのかを考えて移動しないといけません
渋滞で約束時間に間に合わないのは、遅刻と同じです
無理に作業を入れるのではなくて、時間配分も大事になります
その修理にはおおよそどのくらいかかり、どのように取り掛かれば修理が早く終わるのかという時間の組み立て方が上手な人ほどサービスエンジニア職には向いているのです
一人で作業が苦にならないかた
会社の方針によっても違いますが
基本的に一人か少人数での作業が中心です
その為、一人で黙々作業ができる方は向いています
顧客先で、お客様と会話するのとは違い修理する設備に目を向けてどこが悪いのか、どこを修理するのかを考えて行動するのが仕事になります
その間は、少人数といえど単独作業が中心になることが多いです
一人での作業が苦にならない方は、向いている職ではないでしょうか
休日が変動してもいい方
先ほどもお話しましたが、休日が決まっていない職がサービスエンジニアです
平日の休日でも構わないという方はよい休日を迎えれるでしょう
平日の休日の方が、買い物にしても趣味にしても人が少なくなるのでリフレッシュしやすいでしょう
しかし、子供のことを想うと土日祝を休みがいいと考えるのであれば、この職は避けた方が賢明ですね
車の運転が得意な方
基本的に移動は社用車を使って移動となります
自分の車でないと運転しづらいや、運転にあまり自信がないという方は避けた方が良い職です
何故なら、どのような場所に行き、どのような場所に止めた方がいいのかは現場で判断しなければいけません
工場のように、止めるスペースがない現場もあるワケです
この車で神経を使うのもサービスエンジニア職の辛さの一つになってきます
社用車だからといって油断して事故してしまうと自分の責任の部分も多くなるので、車の運転に自信がないと逆に務まらないことがあるのです
慣れるまでは我慢の仕事
色々お話してきましたが
このサービスエンジニア職は、すぐに誰でもできる仕事ではありません
特に慣れるまでは、年単位で考えておく必要があります
少数精鋭で動くことが多いため、一人前になるには覚えることがたくさんあるのです
覚えるまでは、怒られながらもコツコツと前を向いて作業すること以外はありません
サービスエンジニア職は離職率が高い職です
その理由は、この職の概要を知らなかったこと以外に、不慣れが長く続いて嫌気がさしたこともあるのです
より理解を深めて、自分にこの職があっているかをよく確認したうえで転職するようにしましょう
どの仕事もそうですが、楽に作業ができる仕事など存在しません
とりわけ、その思いが強いのがサービスエンジニア職なのです
辛い体験をする前に
実は、サービスエンジニア職の仕事内容の中には、人として扱わない内容もあったりします
そんな職に就いてしまうと悩みしかない状況に陥ります
過去に管理人も体験していまして
こういった状況を防ぐ意味でも、転職活動には多くの情報やサポートしてくれる方を付けておく方がいいのです
もし、サービスエンジニア職が向いていると気になったら、一人での活動ではなく自分にとって有利になるようにしておきましょう
最後に
転職活動時によく聞く言葉としてサービスエンジニア職というのがありますが
どのような仕事か分からないで応募し転職した方は多いと聞きます
その結果、業務が自分に合わないからと言って辞める方もいるのも事実です
サービスエンジニア職は、専門的知識と技術があるからできる仕事で、簡単に身につくものではありません
時に人の命に係わることでもある為に、研修期間は長くなれるまでには時間がかかる仕事と言われます
しかし、日本を支える土台なのも事実で、無くてはならない職でもあるのです
その仕事の本質を今回はお話しました
今回の記述を参考にして今後の転職活動に役立ててください
May a bright future fall on you!(明るい未来がアナタに降り注ぐように)